デュタステリドはザガーロの育毛成分です。
フィナステリドはプロペシアの育毛成分です。
当サイトでイチオシの育毛剤であるザガーロ(デュタステリド)は
type1(1型)とtype2(2型)の
両方の5αリダクターゼを阻害します。
一方で、
プロペシア(フィナステリド)はtype2(2型)の5αリダクターゼだけを阻害します。
type1とtype2両方を阻害するために
ザガーロ(デュタステリド)はプロペシア(フィナステリド)よりも強力に育毛効果を発揮するわけです。
実は、ネット上の他のサイトは専門的な情報を仕入れているところが少なく、
1型と2型の5αリダクターゼは何が違うのかということを正確に書いているサイトがないようなので紹介しておきます。
当サイト、育毛研究所Age35は
現役の研究者である私(元ハゲ)が、
最新の育毛情報を国外国内からまとめて記事にしています。
ぜひ、どこよりも正しく詳しい情報をゆっくり吸収していってください。
当サイトは、ザガーロ(デュタステリド)について日本一くわしいサイトです。
1型と2型の5αリダクターゼは作られる場所が違う
1型5αリダクターゼと2型5αリダクターゼは、
酵素としての働きは同じです。
どちらも、テストステロンから薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロンを作ります。
違うのはそれぞれの作られる場所です。
それでは、それぞれの酵素がどこで作られるのか、ご説明します。
まず、
・ 1型の5αリダクターゼは頭部全域で作られます(1)。
*動画の上にカーソルがあるとタイムバーが消えなくて見ずらいので動画の上からずらしてご覧くださいm(._.)m
そして、
2型の5αリダクターゼは
男性型脱毛症の男性の頭皮とヒゲで多く作られます。
後頭部では少ないです(1)。
(男性型脱毛症では後頭部は薄毛になりにくいので、
2型が男性型脱毛症のメインな原因と考えられている理由になります。)
1型と2型が同時に働いたとすると
となります。
この頭部の緑色の範囲は、
1型と2型の5αリダクターゼ両方の酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)が作られます。
つまり、DHTの量が多い領域であることがわかりますね。
ご覧いただいたら分かるように、
2型は薄毛になる場所と一致しているため、
2型が薄毛の原因のように見えますが、
1型も2型も働きは同じで、
ジヒドロテストステロンを作ることです。
つまり、
1型が沢山ある人は、頭部全域でジヒドロテストステロンが多く、
頭頂部がハゲやすいことに変わりがありません。
2型が薄毛の原因だ!
フィナステリドが2型を抑えるんだ!
だからフィナステリドだ!
というのは嘘です。
バランスの問題です。
一つ、間違い無く言えることは、
フィナステリドよりも
2種類の5αリダクターゼを抑える
デュタステリドの方が効果が高いということです。
実は、この作られる場所の違いだけでも、
フィナステリドが効かずデュタステリドが効くということが起こります。
その理由について興味がある方は以下の記事をお読みください。
デュタステリドは
参考情報
(1) http://www.jdsjournal.com/article/0923-1811(94)90434-0/abstract