リバウンド脱毛ってなんすか?科学的根拠はあるんすか?

リバウンド脱毛ってなんすか?科学的根拠はあるんすか?

今日もネットを巡回して育毛情報をチェックしていたら、きになるワードが見つかりました。
リバウンド脱毛
です。

この単語、科学的根拠なんてありませんからね。
脅されてるだけです。
そんなサイトの情報をうのみにするのはやめてください。

リバウンド脱毛ってなに?

さぁ、何言ってるのかさっぱりわかりません。

よくダイエットでリバウンドという言葉を耳にしますが、
あれもどこまで科学的根拠があるんでしょうね?

ってことで、ちょっと調べてみたら、ダイエットのリバウンドについては科学的根拠がありました。
本題から外れるので興味のある方は読んでみてください。
Time-Restricted Feeding Is a Preventative and Therapeutic Intervention against Diverse Nutritional Challenges

さて、本題ですが、リバウンド脱毛というものは、どうやら、

男性型脱毛症の人が、
フィナステリドやデュタステリドの服用を途中で中止した時に
男性ホルモンを抑えていた反動で強烈な脱毛が起こる

という現象のようです。
この単語を書いてあるサイトには科学的根拠が書かれていませんでした。

ついでに触れておきますが、

そういったサイトには決まって

デュタステリドは耐性ができる

ということが書かれていますね。

なるほどね、この類のサイトがウソ情報を広めてるのね
しかも、検索の上位に表示されるようなサイトなんですねぇ。
何も知らない人は信用しちゃいますよね。

耐性について本当の情報が知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
デュタス、デュプロスト、アボダートの耐性とは?

本当に男性型脱毛症でリバウンドはないの?

報告されてないです。

真面目に調べてみました。

フィナステリドやデュタステリドを中止した場合の報告は多くありますが、
どの研究においても脱毛のリバウンド現象は報告されていません

「リバウンド現象」についてまともに触れている研究が見つからないくらいのものなので、
医者も研究者も、明らかな脱毛現象が起きている患者さんを発見できなかったのでしょう。

今まで数万人レベルの患者さんのデータがありながらリバウンド脱毛は報告されていないんですよ。

それってないってことじゃないんですか?

一本だけ、
男性ホルモンの抑制に対するリバウンドについて触れている研究を発見しました。
1981年のスペインの研究で、41人の女性に対して行った抜け毛の治療研究です。

男性ホルモンを抑制させる物質を3-6ヶ月投与した後、
その物質の投与を中止して、男性ホルモンの抑制をなくしたとしても
リバウンド現象は起こらなかったそうです(1)。

「男性ホルモンを抑制した後、それを戻した場合、
以前にも増して男性ホルモンの影響を受けやすくなるのか?」
という”リバウンド現象”が起こるのかどうか調べたところ、なかったそうです

男性ホルモンの一つであるジヒドロテストステロンを抑制するフィナステリド・デュタステリドの使用を中止したところで、
以前よりも脱毛しやすくなるという情報は、極めて疑わしい情報です。

ないと考える方が自然でしょう。

反論する気概のある方は、科学的根拠と合わせてご紹介ください。

お金儲けのためにハゲを脅すのはやめていただきたいですね。
ハゲは必死なんですよ。
余計なストレスかけないでよ、ハゲるだろ!

参考情報

(1) https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6456390

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*このブログでは、研究結果を中心に情報を提供していますが、研究結果は間違っていることも多くあります。そういう研究結果もあるんだ。ぐらいの気持ちで情報をみてください。絶対こうだ!とは思わないのが正しい姿勢です。