デュタステリドで育毛するならお酒の量を減らした方が良いですよ

デュタステリドで育毛するならお酒の量を減らした方が良いですよ

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最強の育毛剤デュタステリドをお勧めしている当サイトですが、ちょっと残念なお知らせがあります。
健康的に育毛をしたければ、大量の飲酒はしない方が良いというお話です。

どういうことかと言うと、
デュタステリドは前立腺癌を抑えるという働きがあるということがわかっているのですが、
この働きが、大量の飲酒によって損なわれてしまうということが報告されていました。

解説します。

あ、心配しなくて大丈夫ですよ、
飲酒とデュタステリドが合わさるとガンになるということではありません。
飲酒とデュタステリドが合わさるとガンになるということではありません。

ええ、大切なので(^^)

デュタステリドの「棚から牡丹餅」的なメリットがなくなっちゃうという話です。

ついでに言うと、
デュタステリドとアルコールでダブルで肝臓に良くない!
とか言うつもりもありません。
適度であれば問題はないと思います。

デュタステリドは前立腺癌を抑える

デュタステリドは、前立腺癌のマーカーであるPSAの値を半分に下げてしまうため、
前立腺癌の発見を難しくしてしまうことがわかっています。
実際にザガーロの取扱説明書にも、そのことが明記されています(1)。

一般的に、PSAの値が4.0ng/mL以上の時は、
前立腺癌の検査を受けなければなりません。

そのため、その値を半分にしてしまうデュタステリドを使用している方は、
PSAの値を2倍にした時、4.0ng/mL以上(つまり2.0ng/mL以上)
であるかどうかが検査の必要なラインになります。

まぁ、ここまでわかっていることですから、そこまで心配することもないんですが、
デュタステリドを飲むからには知っておきたいことですし、
健康診断でPSAの値を測定する時は、
デュタステリドを飲んでいることをお医者さんに伝えなければならないと覚えていてください。

本題に戻りますが、
そもそもデュタステリドは前立腺癌を縮小させることがわかっています。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
デュタステリドは前立腺癌を増やすから使うな?それ、ウソですよ!

つまり、デュタステリドは育毛目的で飲んでいると、
知らず知らずの内に前立腺癌が小さくなるという「棚から牡丹餅」効果もあるんです。

今回の話は、
この一石二鳥なありがたいメリットがアルコールで打ち消されてしまうという話です。

飲酒習慣はデュタステリドによる前立腺癌縮小を邪魔する

2014年に行われた調査結果によると、
1週間に1928.5mL以上飲酒するとデュタステリドを服用していても、
前立腺癌が進行してしまうということがわかったようです(2)。

PSAの値が高い前立腺癌の疑いがある患者を対象にして、
デュタステリドを使用した4105人とプラセボ(偽の薬)を使用した4126人の患者を
調査したものです。

患者は

アルコールを飲まない人: 25%
ビールを少量飲酒する人(一週間に275.5-1928.5mL): 49%
ビールを多く飲酒する人(一週間に1928.5mLよりも多い): 26&

で構成されていました。

4年間の経過観察をしたところ、

1週間に1928.5mLよりも多く飲酒する86%の人
悪性度の高い前立腺癌であると診断されました。

お酒を飲んでいない人でデュタステリドを使用すると、
悪性度の高い前立腺癌になるリスクは、0.59倍でした。
つまり、
デュタステリドを飲んでいれば、飲んでいない人よりも
4割近く悪性度の高い前立腺癌になりにくいということになります。

一方で、デュタステリドを飲んでいたとしても
1週間に1928.5mLよりも多くビールを飲むと、
デュタステリドを飲んでいない人と同じくらい
悪性度の高い前立腺癌になるリスクがあったということです。

一週間に2L飲まなければいいってことなんで、
まぁ、そこまで難しい話でもないかなぁと思います。
飲んだところで、前立腺癌になるということではないんで、
良いっちゃ良いんですけどね(^^;)

せっかくなんで、前立腺癌予防になるかもしれない可能性を、
なくすのはもったいないかなぁと思うんですよねぇ。私はですよ。

それよりもお酒だ! という方は、それはそれでオッケーでしょう。
ただ、飲み過ぎは普通に肝臓に良くないですからね、
ほどほどをお勧めします(^^)

参考情報

(1) http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065940.pdf
(2) https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24568894

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*このブログでは、研究結果を中心に情報を提供していますが、研究結果は間違っていることも多くあります。そういう研究結果もあるんだ。ぐらいの気持ちで情報をみてください。絶対こうだ!とは思わないのが正しい姿勢です。