//heatmap 育毛剤と成分:その研究状況についてあなたとシェア | 最強の育毛剤とは?その答えはここにある!【育毛研究所Age35】

育毛剤と成分:その研究状況についてご紹介します


育毛剤とひとことで言っても色々な育毛剤がありますよね。
それこそ、効果が高い薬から、本当に効くのかわからないものまで様々です。
今回は、育毛成分について育毛研究所Age35が調べている世界を、
あなたと共有してみたいと思います。

まぁ、読んでみてください(^^)

薬の研究について

育毛成分って、どんなものでしょう。

・ 毛を生やす
・ 毛を抜けにくくする
・ 毛の成長を大きくする(太さ・長さ)

おそらく、この3つについて効果のあるものということで良いでしょう。

効果のあるもの

これ、薬のことです。

日本では「効果のあるもの」は勝手に売ってはいけません
薬機法というもので禁止されているからです。

あなたの安全を守るため、国が管理してくれているんです。
素晴らしい国じゃないですか。

効果の弱いもの

これは医薬部外品のことです。

厚生労働省が実験データから「効果が弱い」ことを確認して許可したものです。

では◯◯エキスなどの漢方薬はどうでしょう。

2010年に一般漢方製剤承認基準というものが厚生労働省によって決められ、
その効果安全性について西洋医学的な試験をして検証された成分がまとめられています

つまり、現時点でも、漢方薬で強い効果があるもの
厚生労働省が把握して管理しているということです。

実際に、マオウ(麻黄)という漢方薬の有効成分はエフェドリンという成分であり、
これが交感神経を刺激するアミンであることなどから、気管支拡張剤として使用されていました。
現在はもっと効果が優しいdl-メチルエフェドリンが使用されています。

何が言いたいのかというと、
東洋の神秘」である漢方であろうと、
西洋医学的(科学的)な検証や裏付けによって、
その効く原因分子が明らかになってきているということです。
効果の強いものに関しては特に多くの努力が注がれています。

つまり、現代の日本において、
薄毛に強い効果がある成分は
漢方薬であろうと医薬品として審査されるんです。

実は、研究者や医者の努力によって、
ヘアサイクルや脱毛の原因については、かなり核心に迫っています
薄毛の完全なコントロールまで後30年もかからないと思います。

まぁ、私たちにとっては30年先はどうでもいい次元ですけどね(^^;)

育毛成分と研究の実際

今回は、ここからが本題です。
科学的研究結果は論文で発表されます

効果のある成分はその効果が大きいほど多くの研究がされている傾向にあります。

ということで、当サイトがイチオシしているザガーロ(デュタステリド)について
どのくらい研究報告があるのか見てみましょう。

NCBIという機関のPubMedというサイトで検索してみます。
このサイトは世界中の研究者が新しい研究報告をチェックするためのサイトです。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/

ザガーロは商品名なので、検索してもまず出てきません。
そこで、その化合物名であるデュタステリド(dutasteride)で検索してみます。

757本の研究論文が見つかりました。

右側のグラフは横軸が西暦、縦軸が論文数です。

2003年から急激に報告数が増えていますね。

デュタステリドは前立腺肥大症の薬としても研究されていますから、
育毛以外の研究報告が含まれてしまっています。
そこで、薄毛(alopecia)という単語と合わせて検索してみます。

61本の研究論文が見つかりましたね。
2003年の報告から2016年12月までの報告があるようです。

では、次に去年までのエース
プロペシアの化合物名フィナステリド(finasteride)を調べてみましょう。

さすがですね。2772本もあります。

1990年から爆発的に報告が増えています
こちらも前立腺肥大症などの研究が含まれています。

そこで、フィナステリド 薄毛(finasteride alopecia)で検索すると

393本の研究報告があります。

では、次にリアップの有効成分であるミノキシジル(minoxidil)を検索してみます。

1891本でした。

なんと1973年から研究報告が増加しています。
ミノキシジルは研究の歴史が長い分子ですね。

次に、ミノキシジル 薄毛(minoxidil alopecia)で検索してみます。

629本です。

本当に効果のある育毛剤として最初にブレイクしたのがミノキシジルです。
第一世代の育毛剤と呼ばれたりします。

その次にブレイクしたのがフィナステリドです。
第二世代の育毛剤です。

そして次にブレイクするのがデュタステリドです。
第三世代になります。

研究報告数をまとめてみます。

さて、実は、ここまでは準備段階です。
ここからが本番です。

他の育毛成分を検索してみましょう

そうですね、何にしましょう。
じゃあ、有名どころのピディオキシジル(pidioxidil)でいってみましょうか。

ゼロです。

ではキャピキシル(capixyl)でいってみましょうか。

ゼロです。

ノコギリヤシ(Serenoa repens) + 薄毛(alopecia)でいってみます。

9本ありますね。
ちゃんと薄毛治療の目的の研究がされているんです。

漢方薬の中でも一種類だけで効果があると厚生労働省が認めている
単味生薬のセンブリ(Swertia japonica)について調べてみましょう。

28本あります。
期待できそうです。

では、センブリを薄毛(alopecia)と合わせて検索してみます。

ゼロです。

これが現実です。

育毛研究所Age35では、実際はもっと丁寧に調べて記事を書いています。
ただ、これが事実なんです

漢方薬的な育毛剤に淡い期待をするよりも、
当サイトの育毛戦略でオススメしている育毛剤を使用しましょう。

今日、ここで、あなたが見たものが真実です。

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*このブログでは、研究結果を中心に情報を提供していますが、研究結果は間違っていることも多くあります。そういう研究結果もあるんだ。ぐらいの気持ちで情報をみてください。絶対こうだ!とは思わないのが正しい姿勢です。