育毛研究所Age35を運営していて、
ミノキシジルについての相談を受けることは少なくありません。
その中でも、最近、初めてミノキシジルで動悸を経験した方から相談を受けました。
きっと、あなたにも参考になることはあると思いますので解説してみます。
ミノキシジルの副作用って動悸が有名じゃない?
最初に言っておきたいのですが、
ザガーロもプロペシアも動悸という副作用はありません。
ありません。
ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)を併用していた場合、
つまり、ザガーロとプロペシアを同時に使用していた場合、
血液循環系(心臓)に深刻な影響があります。
→詳しい話はこちら
プロペシアからザガーロに切り替える場合ですが、
安全を取れば、1月程度空ける方が良いかもしれません。
ただ、長期に渡って併用するわけではありませんから、
そこまで神経質になることもないかなぁというのが個人的感想です。
話を戻します(^^;)
厚生労働省の報告をもとに見ていきます。
厚生労働省発表のミノキシジルによる副作用
リアップX5に関して言えば、
91.2%の人で副作用がありません。
8.82%の確率で起こる副作用は、
ほとんどが皮膚の異常です。
副作用の内訳を見てください。
皮膚の異常以外の副作用としては、
頭痛: 0.31%
めまい: 0.30%
動悸: 0.26%
の確率で起こるようです。
リアップX5使用者全体でみるとこんな比率になります。
ノセボ効果とは、心理的な影響で悪い副作用が起こることを言います。
「これはEDになる薬です。」
って小麦粉の塊を飲ませても2%の人は立たなくなっちゃうんです。
2%ですよ。
この
頭痛: 0.31%
めまい: 0.30%
動悸: 0.26%
を気にしない方が、あなたのためですよ。
言い方を変えれば、
動機と言う副作用は500人に1人の人しか受けることができません。
あなたが500人に1人の選ばれた人間である可能性は
99.7% 無いです。
動悸を気にした方がいいケース
あなたが飲むミノキシジルを使用している場合は気にしましょう。
それは本当にミノキシジルで動悸が起こっている可能性が高いです。
心疾患のある場合は外用ミノキシジルでも使用を中止した方がいいでしょう。
使用の再開を望む場合は、お医者さんに相談してみてください。
また、本当に動悸が起きて不安な場合、
使用を一度中止した方がいいかもしれません。
たとえそれが心理的なものだったとしても、
あなたの体に動悸が起こったのは事実でしょうから、
使用を停止することをお勧めします。
実は私も
ミノキシジルが原因ではないですが、
一度だけ動悸を感じたことがあります。
「あれ、俺、健康なはずなのに。」
と、足元がガラガラと崩れるような、
とてつもない不安に襲われたのを憶えています。
ですから、
ノセボ効果だ!
なんて、気軽に言っているわけではありません。
あなたの不安は良くわかります。
2週間とか1ヶ月、時間を空けて、
再度チャレンジしてみてください。
厚生労働省の報告では、
ミノキシジルで動悸を感じた人の多くは使用を中止していますが、
使用を続けることで動悸がなくなったケースも報告されていました。
いずれにせよ、お医者さんに相談しつつ、
使用頻度やミノキシジルの濃度を減らすことも選択肢に入れて
育毛してみてください。
ミノキシジルじゃなきゃ育毛できないわけじゃありませんから、
考え込まないでくださいね。
もし何か不安や心配などあれば、ぜひ、メールをください。
誠心誠意、ご相談に乗らせていただきます。
一緒に健康的な育毛を行っていきましょうね!
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