//heatmap アボルブのジェネリックはあるの?→ありません。でも買えます。 | 最強の育毛剤とは?その答えはここにある!【育毛研究所Age35】

アボルブのジェネリックはあるの?→ありません。でも買えます。

avodart
ざっくり結論だけを言えば、アボルブのジェネリック医薬品は、
2017年10月の時点ではありません
ただし、同じ有効成分(デュタステリド)を含む薬を、
日本国内にいながら購入することも可能です。
どういうことか調べてみました。

デュタステリドの特許の期限は2015年11月に切れた

まず、

日本前立腺肥大症の薬として承認されたアボルブ
日本薄毛治療の薬として承認されたザガーロ
海外で前立腺肥大症の薬として承認されたアボダート

これらは全てデュタステリドを開発した
GSK社(グラクソスミスクライン社)の製品です。
つまり、正規品

で、アボルブのジェネリック医薬品とは、
「デュタステリド」の特許が切れた後、
開発した会社以外の会社が製造販売する同じ効果を目指して作られ、
それぞれの国で販売が承認された薬です。
基本的に特許は20年間有効です.
(特別な理由があれば25年まで延長可能)

GSK社が、日本でデュタステリドの特許を取っているかどうか
調べてみたのですが、わからなかったのです。

少なくとも、アメリカにおいてはアボダート(有効成分:デュタステリド)の特許が
1996年10月に取られています。

おそらく、
G20に該当する国では同時に特許を取っていると考えられます。

G20
アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、欧州連合、ロシア、中華人民共和国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、オーストラリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン

そう考えた根拠は、
2016年3月にグラクソスミスクライン社が出した声明にあります。
下記のURLを参考にしています。
http://jp.gsk.com/jp/media/press-releases/2016/20160412-widen-access-to-medicines-01/

この声明をざっくりいうと、
「GSKは最貧国では薬の特許を主張しないのでどんどん作って国民の健康を守ってね。」
というもの。

一方で、
G20に関しては
今まで通り特許を申請していく、
ということも書いてあります。

つまり、
G20の国、アメリカ、日本インド、韓国、トルコでは、
デュタステリドに対する特許を取っていると考えられます。

話を戻しますが、
少なくともアメリカでは1996年の10月15日に特許を取得し、
2015年の11月まで
他の製薬会社がデュタステリド製剤(ジェネリック医薬品)を作ることはできませんでした

下記のサイトによると、
特許が切れた2015年11月に、
アメリカで11社が続々とデュタステリド製剤の承認を獲得したようです。
http://www.drugs.com/availability/generic-avodart.html

11社はこちら
ACTAVIS LABS FL INC
AMNEAL PHARMS
APOTEX INC
BARR
BIONPHARMA INC
BRECKENRIDGE PHARM
RISING PHARMS INC
ROXANE
SANDOZ INC
STRIDES ARCOLAB LTD
VINTAGE PHARMS LLC

日本に入ってくるのはいつになるのか?

上でお伝えしたように、
アメリカでアボダートのジェネリック医薬品は
近いうちに多数作られ販売される見通しです。

それらのデュタステリド製剤(ジェネリック)を日本で販売するためには、
厚生労働省の承認が必要ですから、
承認されるために審査を受けます。

その審査に要する時間は3〜4年のようです。

ジェネリック医薬品が承認されるまでの開発期間は、
開発着手から厚生労働省(医薬品医療機器総合機構)での審査期間を含め、
最短でも3年~4年が必要になっています。
引用元:日本ケミファ株式会社
https://www.nc-medical.com/faq/development/01.html

つまり、
日本でアボダートとザガーロのジェネリック医薬品を購入できるようになるのは
2020年以降になりそうです。

日本国内での申請

韓国のハンミファームとエルティーディーという企業が
日本でデュタステリド製剤の特許を2016年5月23日に得たようです。

これがどこまで影響するのかよくわかりませんが、
おそらくこれから数年にわたって
新薬の承認検査が行われて販売されるようになるのでしょう。

下記の情報を参考にして、ざっくり言ってしまいますが、
新薬の承認には3年以上はかかるようです。
http://www.jpma.or.jp/event_media/forum/repo_08.html

つまり、
こちらも少なくとも2020年ぐらいまでは、
市場に出てくることはないと思われます。

じゃあ日本でアボルブのジェネリックは買えないの?

ジェネリックは買えません。
ただ、同じ成分(デュタステリド)を含む薬は買えます。

有名どころで言えば、

インドのDr. Reddy’s Laboratories社が商品名:デュタス、
インドのCipla社が商品名:デュプロスト
トルコのKocak FARMA ilac ve Kimya Sanayi A.S.社が商品名:デュタプロス

を製造販売しています。

グラクソスミスクライン社はG20で特許申請するといっています。
つまり、インドとトルコでも特許を申請していると考えられます。
にもかかわらず、この3社が作って販売しているということは、
恐らくなんらかのライセンス契約をしているのだと考えられます。

さすがに、ノーガード戦法をかましたら、
損害賠償額が半端じゃないでしょうし、
会社が潰れるようなことを進んでするとは思えないので(汗)

正直、調べきれなかったのでよくわからないです。
ごめんなさい。

追記:信じられないことに、デュタスを作っているインドのDr. Reddy’s Laboratories社はノーガード戦法が主戦術のようです。
デュタステリド以外のお薬で凄まじい数の特許侵害で訴訟を起こされています。頭おかしい企業っすね。

少なくとも、健康被害が出たとしてもなんら保証はしてくれないでしょう。

話を戻しますが、
この3つ(デュタス、デュプロスト、デュタプロス)
ジェネリック医薬品として日本で承認されていませんので、
個人輸入によって購入することしかできません

この個人輸入とは、
日本が定める規定の安全性ラインをクリアしている海外製の薬品に対して、
消費者が製品知識や副作用を理解した上で
入手利用することを認める薬事法特例で認められた権利
です。

本当に個人でこれらの製品を輸入をするのは難しいと思いますが、
それを代行してくれる業者が存在するため、
そのような業者を介して購入することはできます。

ただ、その個人輸入をする上でも、上で書いたように、
消費者が製品知識や副作用を理解した上で入手利用すること
が重要なのです。

(ここから2021年1月5日追記)

実は2020年に日本国内でジェネリック医薬品の承認販売が始まりました。
こちらの記事をご覧ください。
サワイやトーワといったザガーロのジェネリック薬ってどうなの?

(ここまで2021年1月5日追記)

ぜひ、当サイトでデュタステリドに対する理解を深めていきましょう!

他の記事も読んで理解を深めたい方はこちら

購入を検討したい方はこちらの記事が参考になります。
デュタステリドはどれを買えばいいの?ザガーロ?アボダート?デュタス?

ザガーロをいまいち信用していないあなたにはこちらの記事がオススメです。
最強の育毛剤であるザガーロの限界とは?(効果と副作用)

わかったから買いたいという方は以下の情報を参考にしてください。

ザガーロ・アボルブについては自由診療価格となるので病院によって価格は異なります。

商品名:ザガーロ(成分名:デュタステリド) 製造元:グラクソスミスクライン社(イギリス)
1箱30錠 1日1回 1錠 価格10000円ぐらい
1日あたりのコストは333
商品名:アボルブ(成分名:デュタステリド) 製造元:グラクソスミスクライン社(イギリス)
1箱30錠 1日1回 1錠 価格8000円ぐらい
1日あたりのコストは267
商品名:アボダート(成分名;デュタステリド) 製造元:グラクソスミスクライン社(イギリス)
1箱30錠 1日1回 1錠 価格 3438
1日あたりのコストは114.6
商品名:デュタス(成分名:デュタステリド) *後発品です 製造元:Dr.Reddy’s Laboratories社(インド)
1箱300錠 1日1回 1錠 価格 13316
1日あたりのコストは44.4

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