//heatmap ハゲていると新型コロナウイルスで死にやすい? | 最強の育毛剤とは?その答えはここにある!【育毛研究所Age35】

ハゲていると新型コロナウイルスで死にやすい?

新型コロナウイルス(COVID-19)は
インフルエンザと比べても死亡率が高く、
感染力もインフルエンザより高い、
とても恐ろしい感染症であることは疑いようのない事実です。

この新型コロナウイルス感染症は
薄毛の男性で重症化するリスクが高いだろう
という報告があったのでシェアさせていただきます。

A preliminary observation: Male pattern hair loss among hospitalized COVID19 patients in Spain A potential clue to the role of androgens in COVID19 severity

上の報告では、
新型コロナウイルス感染症で肺炎を起こした患者の内、

71%の男性が男性型脱毛症(AGA)であった

と報告しています。

男性型脱毛症とは、一般的な男性がハゲるもっとも多い原因です。

名前の通り男性で良く見られる薄毛のタイプですが、
同じ原因でハゲてしまう人は女性にも多くいらっしゃいます。
女性の場合は女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれます。

この薄毛の原因は男性ホルモンです。

男性ホルモンが毛根の細胞に働いてヘアサイクルを短くしてしまい、
毛の脱落を引き起こします。

話を戻します。
新型コロナウイルスに感染して
肺炎を起こした男性の71%が薄毛であったわけですが、
一般的に何%の人が薄毛かというと31〜53%です。

このデータはスペイン人の23-79歳の男性として条件をそろえています。

ですから、明らかに、ハゲていない人よりも、
ハゲの男性では重症化しやすい可能性があると報告しているのです。

男性の方が重症化しやすい

薄毛の原因となる男性ホルモンは、
当然ですが男性の方が女性よりも多く分泌されています。

この男性ホルモンは、思春期前の14歳以下の男児では血清 テストステロン値は20ng/dL(0.7nmol/L)未満ですが、成人期では300~1200ng/dL(12~42nmol/L)を超えます。

下の図は年齢別のテストステロンの量を示した図です。

縦軸がテストステロン量、横軸が年齢です。
明らかに、男児の場合、
13-15才で男性ホルモンの量が急激に増加している
ということがわかると思います。

この思春期前の14歳以下の子供たちの重症化率は0.6%と報告されています。

また、最近の日本のデータでは、

10代 0.00%
20代 0.03%
30代 0.09%
40代 0.54%
50代 1.47%
60代 3.85%
70代 8.40%
80代 14.50%
90代 16.64%

の割合で重症化すると報告されています。
(出典:2020年10月22日第11回アドバイザリーボード資料)

どうですか?
思春期前の男性ホルモンが少ない子供は、
圧倒的に重症化しにくいんです。

グラフをもう一度見ていただくとわかるのですが、
青いグラフが男性、赤いグラフが女性のテストステロン量ですから、
男性の方が男性ホルモンの量は圧倒的に高いわけですね。

では、重症化した人の性別を見るとどうなのか?

そう、残念ながら、
男性58%です。

What does androgenetic alopecia have to do with COVID19? An insight into a potential new therapy

つまり、
男性の方が新型コロナウイルスに感染すると
重症化しやすいのです。

男性ホルモンは新型コロナウイルスが感染するために働く

男性ホルモンが多い人ほど、
重症化しやすい理由も明らかになっています。

新型コロナウイルスは、
人の肺にある2型肺胞上皮細胞にある
ACE2というタンパク質に結合します。

このACE2は男性ホルモンによって作られます。

また、新型コロナウイルスが人の細胞に侵入するのに
TMPRESS2という細胞膜上のタンパク質が働く必要があります。

この TMPRESS2も男性ホルモンによって作られます。

つまり、
新型コロナウイルスが感染するために、
男性ホルモンが非常に大きな働きをしてしまっているのです。
(出典:The role of androgens in COVID-19)

では、どうすれば男性ホルモンの働きを抑えることができるのでしょうか?

男性ホルモンを抑える薄毛治療をすればよい

男性型脱毛症という薄毛を引き起こす原因は
男性ホルモンの中でも強い働きを持つジヒドロテストステロンです。

このジヒドロテストステロンを抑えることで薄毛を治療することができます。

え?薄毛を治療できるなんて夢物語だ?

そんなことないんです。

現在、薄毛改善はお医者さんの力をかりることで、
非常に大きな効果を得ることができるんです。

あなたはただ知らなかっただけです。

実際に、このジヒドロテストステロンを抑える薄毛治療薬は、
厚生労働省がその安全性を認めていますし、
上でお示しした研究でも言及されています。

Given that certain anti‐androgens such as finasteride carry a low risk of serious adverse events, healthcare workers, police officers, and the military personal could potentially use anti‐androgens as a prophylactic treatment.

訳してみますと、

フィナステリドなどの特定の抗アンドロゲン物質は重篤な有害事象のリスクが低いことから、医療従事者、警察官、および軍人は、予防的治療として抗アンドロゲンを使用できる可能性があります。

ということです。

つまり、私の個人的な意見というわけではなく、
専門の医療従事者も有効性を期待している方法が、
薄毛治療薬の使用による新型コロナウイルス感染症の重症化予防なのです。

フィナステリドは昔の薄毛治療薬です。
今は、もっと効果が高いデュタステリドという薄毛治療薬が主流です。

当サイトは現時点で最強の薄毛治療薬である
デュタステリドについて日本で一番くわしく解説しています。
【めっちゃわかる】なぜデュタステリドの育毛剤は良く効くのか?

ぜひ興味のある記事から読んでみてください。

え?コロナで病院に行くのもイヤだ?

大丈夫、あなたは、そのお部屋から一歩も出ることなく、
最強の薄毛治療を行うことができます。

それを実現してくれるのがオンライン診療です。
育毛専門クリニックが近くにない?オンライン診療(遠隔診療)がありますよ!

ぜひ当サイト、
育毛研究所Age35の記事をかたっぱしから読んでみてください。

新型コロナウイルスにかかるとハゲるって本当?嘘です!

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*このブログでは、研究結果を中心に情報を提供していますが、研究結果は間違っていることも多くあります。そういう研究結果もあるんだ。ぐらいの気持ちで情報をみてください。絶対こうだ!とは思わないのが正しい姿勢です。